子供たちはあいかわらず元気に川遊びに夢中になっている。
完成したばかりの橋を、人々が渡っていく。
向こう岸では、奇怪な山が厳かに見守っている。
そのシルエットの彼方へ、夕日がまさに落ちていこうとしている。
最後の夕方に、こんなにも懐かしく、美しい光景と出会えた幸運をかみしめる。
目の前の夕景をしっかりとこの目に焼きつけよう。
明日はラオスを発つのだから。