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ラバトは、フェズやマラケシュとは違い、新市街と旧市街が一続きになっている。これは非常に便利だ。それがこの街の第一印象であった。新市街の中心部にあるホテルから数分歩き、大通りを渡ると、すぐ目の前に、メディナの入口である門が見えた。
メディナに入ってまず驚いたのは、人の多さだ。マラケシュでも夕方になるとフナ広場へと人がゾロゾロ押し寄せ、その光景に目を丸くしたのだが、ここはそれ以上。新市街からのアクセスのよさも関係しているのだろうか。それとも、今日が日曜日だからなのか。いずれにせよ、ラバトでも楽しいメディナ体験ができそうだ。
メディナの路地は碁盤の目のように整然と走っているようだが、初日の今日は、奥に入り込まず、大通りをまっすぐ進むことにした。しばらくブラブラ歩くと、メディナの反対側へと抜けてしまった。ついでだから、この先にあるらしいウダイヤのカスバまで行ってしまおう。進路を右に取り、数分歩くと、高くて堅牢そうな城壁が見えてきた。あれに違いない。
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Rabat: 3/12    |
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