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さらに海に向かって歩く。海に突き当たった右手に、カルティエ・マゴンというカルタゴ時代の住居跡があった。入ってみると、本当に「跡」だけといった感じだ。遺跡や歴史によっぽど興味がある人でなければ見ても面白くはないだろう。カルタゴがローマに文字通り破壊し尽くされた。その事実をこの目で確認できること以外にここを訪れる意義は見いだせなかった。 |
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ビュルサの丘を下りつつ地中海に向かって歩いた。
左右には白壁の住宅が並んでいる。乾いた自然に囲まれたドゥッガとはあまりにも対照的な上品な光景。美しくはあるが、高級住宅地を歩いているような気分で、どこか物足りない。
途中、ローマ劇場を見学するが、ドゥッガで見た劇場に比べるとワイルド感が足りない。
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