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いったん宿に戻り、一休みしてから再びが外出。とにかく暑いので、1日中歩き回るなんて絶対に無理だ。
フナ広場を横切って薄暗いスークに入る。ここは昨日通ったな。あれ、ここは初めてだぞ。途中ですっかり道に迷いながらも、適当に歩いているうちに、目指していたベンユーセフマドラサの入口の前に出た。狐につままれたような不思議な気分。最初は単純じゃんと高をくくっていたのだけど、次第にこのメディナの複雑さと、それに伴う深い魅力に気づいてきた。 |
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マドラサとは、寄宿舎付きの神学校のこと。中に入ってみる。パティオとそれを取り囲む建物。構造はバイア宮殿と同じだ。
このマドラサで見事なのは、壁に施されたアラベスク文様。とても繊細で色鮮やかだ。
続いて周囲の寄宿舎を見学。各部屋の狭さと薄暗さにびっくり。中庭に面していない方の部屋はまるで牢獄のようだ。こんな部屋に寝泊まりして勉強してたのか……。 |
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