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劇場を後にすると、再びウンベルト通りに合流し、中世の趣を残すという街並みを気の向くまま楽しむことにした。
リゾート地としての顔も持っているせいか、通りを歩いている観光客もそれなりの身なりで、他の町より心なしかあか抜けた雰囲気が漂っている。
さまざまな店が立ち並んでいる。普段ショッピングには興味がないぼくも、ここが最後なのだからと言い訳して、何点か、しかしそれほど高くないものを購入。
お菓子を豊富に、魅力的に陳列してある店も多い。そのなかで目を引くのは、さまざまなフルーツをかたどったフルッタ・ディ・マルトラーナというお菓子。本物と見間違えるほど鮮やかで精巧だ。
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